6年生__

えがお No.4

休校措置が明け、気持ち新たにスタートしました



分散登校とはいえ、元気一杯な子どもたちが帰ってきて、学校内が一気に活気づきました。自粛ということで人と会うことが少なかったからでしょうか、久しぶりの再会を心から喜んでおり、学習にも初日から全力で取り組んでいました。休業中の学習も、「休日」というとらえではなく、しっかりと在宅学習に取り組み、1日平均2~5時間学習した子が多く見られました。(中には通常時の時間割り通りに学習した子もいました)



休業中の宿題で、読書感想文(紹介文)に取り組んだのですが、読み取って要約や感想を書くだけでなく、本からの学びや、今後に生かしていきたいことなども書いている子がたくさんいました。今後、総合的な学習の時間では、キャリア教育の視点で学習を進め、まちづくりやものづくり、人づくりや保全活動など、様々な分野で活躍する人々と関わり、その生き方に触れていく予定です。自分の将来(未来)に対して夢を描いていくことができるように学習活動を進めていく予定ですが、今回の読書感想文を通して本からも色々な考え方や生き方に触れ、自分自身を見つめる視点に感心させられました。



以下は子どもの感想文の一部です。
「5分後に意外な結末」
〇未来は誰にも予想できないけど、未来に備えて準備しておくことで良くなるのではないかと思います。小学校最後の1年間、進んで学習や発表をし、中学校という未来を良いものにしたいです。
「チャイコフスキー」「ベートーヴェン」
〇10歳で家族と離れ法律学校に入学すること、役人から音楽家になり、夢をあきらめずに評価されるようになったこと、家族の死や聴覚を失うという困難にも負けずに夢を達成したことなど心に残りました。まだ、夢は決まってないけど、どきどきと熱中することを見つけ、あきらめないで努力していきたいです。
「ヘレン・ケラー」
〇障がいのあるなしに関係なく、共に生きることのできる環境や社会になれるよう、差別をしないなど自分のできることをしていきたいと思いました。
「アンソニーきみがいるから」
〇自分と違うから差別するのではなく、自分と違うからこそ相手を大切にしなくてはならないと思いました。
「解決ゾロリの恐怖の宝探し」
〇一人でできないことがあっても、周りの人やみんなで協力すればいいということを実感しました。
「牛乳のひみつ」
〇普段何気なく飲んでいる牛乳が、生産者や検査する人、運ぶ人などなどたくさんの人の協力で作られていることが分かりました。給食の牛乳も感謝して飲んでいきます。


2020年05月15日