4年生__

たいよう No.8

給食の残量から考えよう



 社会科で「ごみを減らすことの大切さ」を学習しました。このことをより自分事として身近な生活の場面で考えてほしいという願いから、総合の時間に日々の給食の残量を知り、食品をごみとして出している現状について学ぶ時間を設けました。給食のプロフェッショナルである栄養教諭がゲストティーチャーです。



 残量を一人当たりで計算すると、たった20g!ごはん一口分を頑張るだけで残った給食がごみにならず、私たち人間の食料となった命、その食料を買ったお金、ごみとして処理する費用も無駄にならないことを教わりました。また、日本は、世界の中でも食品ロスが多い国であること、コンビニでは、お弁当やお惣菜などが「消費期限」「賞味期限」という期限で大量に捨てられていることを知り、子どもたちにはそれぞれに思いが生まれていたようです。
 その日の給食から、「苦手な物でも少し食べよう」「あと一口分増やそう」と、多くの子が残食ゼロを目指して行動に移しています。
 この気持ちを継続していけるように、日々の声掛けを工夫していきます。



 振り返り作文から 

・きらいな野菜を減らして平気にしていました。
私たちが残したものは調理員さんが捨てると聞きました。作った給食を捨てるなんて、とてもつらいことだと思います。給食で、あと一口を食べていきます。
・ごみを出すにもお金がかかります。食べ物を捨てるのはお金や命を捨てるのといっしょです。クリーンセンターで働く人のためにも、「残さない」を続けます。


2020年06月26日