5年生__

きらめき No.12

「お楽しみ会」に期待すること



 先週末~今週にかけて、それぞれのクラスで「6月頑張った『お楽しみ会』」を行いました。1組では、各係が【学級がよりよくなるような取組】をそれぞれ考え、全員でその目標を達成できると係がお楽しみ会を計画・運営します。また、2組では新しい試みとして「保健係」や「黒板係」など、それぞれの係が1コーナーずつ担当する形にチャレンジしました。
 そもそも「お楽しみ会」とは何のために授業として行うのでしょうか。もちろん、子ども同士の仲を深めるという面もあるでしょう。そうであれば、どの子もそれなりに楽しく活動し、時間としてもスムーズに進むようにすればよいことです。今回、あえて時間をかけて取り組んだのは、誰もがお楽しみ会の中で企画を考え、実践する「リーダー」や、気持ちよく楽しめるように行動する「フォロワー」の経験を積ませたいと考えたからです。言い換えれば、「全員で創りあげるお楽しみ会」をしていきたいとの願いがありました。実際はなかなか上手く話ができなかったり、ルールを複雑にしてしまったりしたために、それを伝えるだけで何分も掛かってしまうことがありました。役割分担が不十分だったために、いざ本番になって困ってしまうこともありました。しかし、そのようなことも含めて経験し、振り返り、改善するためのアイディアを出し合うことが大切です。お楽しみ会を行うことを通して、子どもたちが成長していくことを期待しています。



 運動会など、通常であればクラスや学年の団結力を高めるような機会があったのですが、今年度はなかなか設定しづらい1学期でした。今回得た経験を生かせるよう、今月の最後にはもう一度「お楽しみ会」にチャレンジさせたいと考えています。1学期の終わりに向けて「自分たちのお楽しみ会」を創ることをモチベーションにして、学級の子どもたちの結束を高めていきたいと考えています。また、こうした経験が今後の委員会活動や学校行事等で、高学年として学級だけを見つめるのでなく、学年や学校全体への意識につなげていきたいと考えています。



●本日、別紙で9月実施予定の宿泊体験学習のための事前健康調査の紙を配付しました。大切な確認になりますので、必ずご提出ください。7/10(金)〆


2020年07月03日