先週9月25日(金)、城北中学校区の小中学校で「ゲーム・ネット依存を知る」という題でZoomを活用して講演会が行われました。当日配付された資料を既にご覧になった方もいらっしゃるかと思います。 お話の中で特に大事だと感じられたことは、依存症になる子たちにとってゲームは「楽しいからやる」ものから「ダメな自分を忘れる時間」「嫌な現実から逃れるため」のものとなり、次第にそれ無しでは生きていけなくなるものになるということです。適度に楽しむ分には良いですが、度を超すと他のことへの興味がなくなったり、周囲からの意見が入らなくなったりし、結果として社会(学校、地域、家族など)とのつながりが少なくなってしまいます。そうしてさらにゲームの世界にのめりこんでしまうという悪循環につながります。 子どもたちは、初めのうちはゲームが話題になっていたということで、笑いながら聞いている様子も見られましたが、依存症で苦しんでいる事例の話を聞いていくうちに、集中して話に耳を傾けるようになりました。事後の振り返りでも、どうして依存になっていくのか、どんな問題につながるのか、防ぐためにどうしていくことがよいのか、真剣に考えていました。この機会に、ご家庭でも改めてゲームやYoutubeなどのメディアとの接し方や普段の過ごし方などについて考えていただけたらと思います。
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