2年生__

あおぞら No.35

1年間を振り返って ~あおぞら学年のあゆみ~



 今年度は,新型コロナウイルスの感染拡大防止のための臨時休業や分散登校,学校行事の縮小,35年ぶりの大雪による臨時休業等によって,なかなか通常の学校生活を送ることができない一年間でした。しかし,あおぞら学年の子供たちは,その困難にも負けず,元気よく学校生活を送り,一人一人が着実に成長してきました。

1年間を振り返って

学年スローガン 「 チャレンジ!スマイル!パワーアップ!!」



1 学習面から
 2年生の学習内容における基礎・基本を大切にして,学習を進めてきました。授業ではその時間の課題を明確にして学習に臨めるようにしたり,身に付けた知識や技能を活用して新たな課題の解決に当たったりできるよう努めてきました。ただ,子どもたちの様子を見ていると,学習したことについて忘れたり,やや理解が不十分だったりする内容があることも事実です。3学期も残りわずかですが,子供たちの実態に合わせて,復習していこうと考えています。

○いろいろな学習や活動に興味・関心をもち、意欲的に考えたり、発言したりしようとする子が増えてきました。
○必ず取り組むことにはなっていませんが、学力向上を意識し、漢字ドリルや計算ドリルの2回目に自主的に取り組む子が増えました。
○冬野菜作りや大紙相撲など、仲間と協力してよりよく学習を進めようとする意識が高まりました。
▲自分の思ったことや考えたことを不規則に発言してしまう様子が見られます。今後も継続して指導します。



2 生活面から
 学校生活における基本的な生活習慣やよりよい人間関係の築き方,一般的なマナーやルール等について,道徳学習や日常生活の中で継続的に指導してきました。子供たちは,自分でじっくりと考えたり,担任の話を聞いたりすることを通して,よりよい言動や他者への思いやりの心を育んできました。しかし,自我がしっかりしてきたり,友達との関わりが広がり深まったりすることにより,日常生活でのトラブルも生じました。自分の思いだけを先行させて強い口調で言うときやストレスを発散する時は,個別に指導したり,全体で話し合ったりしながら,「どうすればよかったのか」「これからどうすべきなのか」「何が正しいのか」を一緒に考えるようにしてきました。

〇係活動や当番活動に責任をもって取り組む子供が増えました。互いに声を掛け合ってよりよく活動しようとする様子が多くの場面で見られました。
○以前にも増して、困っている仲間にやさしく声を掛けたり、自分で気付いて手伝ったりする様子が見られるようになりました。
○集団としてのよりよい在り方を意識し、互いに批正し合う様子が見られるようになりました。
▲時と場に応じた行動をとることや時間を守ることについて課題が残る子もいます。しっかりできる子も含めて、さらによりよい行動ができるように指導を継続します。


2021年03月12日