6年生__

えがお No.32

よりよい地域を ~守る・深める・創造する~



 総合的な学習の時間のゲストティチャーとして6月に地球環境学校でお世話になった「かみえちご山里ファン倶楽部」の方にお越しいただきました。日本の伝統や歴史、文化等を地域の方々と一緒になって守り、発展させようと活動されている方です。古道散策やコミュニティバス等のニュースを新聞やJCVなどでご覧になられたことがある方もいらっしゃると思います。
 これまでの人生の転機や地域や文化等を受け継ぐ必要性、受け継ごうとするための土壌づくりや、仕事に対する心構えややりがいなどを分かりやすくお話していただきました。以下は子どもたちの感想の一部です。ただ聞くのではなく、心から聴いていました。
<児童の声>
〇千年以上続いてきた技術をなくしてはいけないということが心に残りました。少しでも地域を守るためにできることを考えていきたいです。
〇子どものときから興味をもっていたことを仕事に生かしていることがすごいと思いました。
〇「楽しくておもしろい、やりたいことだから続けられる。やりたいことを続けるには、やりたくないこともある。でも、やりたくないこともやりたいことにつながっている。」この言葉は忘れません。
〇自分も夢中になり、継続できることを見つけ、挑戦していきたいです。
〇その土地その土地で知恵や文化があることを知りました。そういったものを守る仕事は素敵だし、自分の地域の知恵や文化って何だろうと考えてみたくなりました。



最後の参観日、ありがとうございました。

 先週はご多用の中、たくさんの方から参観していただきありがとうございました。いつもとは違ってお家の方への発表となると更に緊張したと振り返っている子がたくさんいました。自分の思いを伝えたり、友達の考えに触れ、コメントしたりと精一杯頑張っている姿をご覧いただけたのではないでしょうか。お家の方々からは、ご自分のお子さんだけでなく、たくさんの子どもに称賛や励ましの言葉をいただき、ありがとうございました。それぞれの子どもが考えた「なりたい自分」は理想が高く、私たち大人でも達成していくのは難しいことだと思います。しかし、ここで十人十色の様々な考え方に触れることで、自分自身について具体的に思いをもてたことに意味があると思います。ご家庭でも、こんなこと言っていたよねと時折声掛けしていただくと幸いです。



 9日(火)に「6年生を送る会」を実施しました。5年生が中心になって、各学年が6年生のために心を込めて会を開いてくれました。清掃などを一緒にがんばってきたかがやき班の仲間とゲームをして楽しい時間を過ごしたり、素敵なプレゼントや一人一人のメッセージを貼った色紙をもらったりしました。メッセージを読む嬉しそうな表情が印象的でした。
 えがお学年は、この日を目指して「6送会プロジェクト」が中心となって準備を進めてきました。劇の練習は、1月から休み時間に練習を重ねてきました。劇には、「これからもよい飯小学校をつくっていってほしい」という願いを込めて、各学年の頑張る姿を表現しました。最初は、自信をもって演じることができない様子もみられましたが、さすがは度胸のよいえがおっ子。カメラを前にして堂々と熱演できました。この劇では、演者ももちろん頑張りましたが、衣装チームや撮影チームなど、裏方の子も熱心に活動し、みんなで全校に向けての思いを発信することができました。今後は、「全校に感謝プロジェクト」が中心となり、素敵な会を開いてくれた1年から5年までの各教室に行って感謝の気持ちを伝える予定です。


2021年03月12日