認定こども園のてくてくさんが、馬を使って田んぼを耕す「馬耕」をするとお聞きし、見学してきました。子どもたちは、農耕馬の「ビンゴ」がすきを引っ張り、2人の方がビンゴを誘導したりすきを調整したりしながら、見る見るうちに固い土が掘り起こされていく様子に驚いていました。馬の力はどれくらいあるのか確かめるために、ビンゴが引っ張っていたすきを代表の６人が引っ張りました。重くて上手く動かせなかったことからビンゴの力強さを実感していました。耕した後は、ビンゴとのふれあいタイムです。背中やお腹だけでなく顔やたてがみまでなでていました。すると、ビンゴはさらに顔を下げました。たいようっ子のやさしさに心を許した証拠とのことで、心を通わせた瞬間でした。その後のインタビューでは、「馬を使って耕すことはエコになる」「昔から残る農法を残し、伝えていきたい」「家族みんなで作業する分、食べ物のありがたみが分かるし、おいしい」「家族の絆が深まる」などのお話をいただき、昔ながらの良さを実感した子どもたちでした。