5年生__

たいよう No.8

ざるにはざるを



 先日、人権教育、同和教育の授業で、「ざるにはざるを」という物語を通して部落差別について学習しました。銭を受け取るときに柄の付いたざるを差し出し、水でざぶざぶ洗ってから銭箱に入れるという金物屋の主人の行動に対し、始めは差別だということに気づけない子どももいました。しかし、いわれのない差別を受ける親子の気持ちを考え、共感することで「差別は絶対にしてはならない」「差別を許さない」という気持ちが子どもたちの中で沸き起こってきました。差別について真剣に考え、話し合っている姿が素晴らしかったです。これからも、自分の心の中に「差別心」や「決めつけ」がないかを見つめ直し、偏見やうわさに流されずに正しい行動をしていくように指導していきます。






2021年07月16日