5年生__

たいよう No.14

収穫の秋



9月22日(水)に稲刈り体験をしてきました。棚田をお借りしている小林さんから鎌の使い方や稲の結び方などを教えてもらいました。途中、ぽつぽつと雨があたったときもありましたが、作業が終わるころにはすっかり晴れ、子どもたちは汗だくになりながら活動していました。
 社会や総合の学習で食品ロスについて学んだり、生産者の思いについて考えたりしているからか、「一粒も無駄にしたくない」と落穂を一生懸命に拾っている姿が印象的でした。また、グループで分担し、役割を交代しながら協力して作業に取り組んでいました。「運ぶの手伝うよ。」(田んぼの泥にはまって抜けなくなってしまった子に)「今助けに行くよ!」など、あたたかい言葉が飛び交い、声を掛けながら稲刈りを終えました。



【振り返りシートより】
〇米を刈るのは思ったよりも難しかったです。それは、倒れている稲があったり、束の量が多かったり、刈るところが固かったりしたからです。でも、友達と協力して、最後まで頑張りました。
〇稲刈りをするのは初めてで、良い経験になりました。刈った稲をひもで結ぶのがとても難しく、大変でした。沼にはまって動けなくなってしまったときに、みんなが助けてくれてうれしかったです。
〇米作りがどれだけ大変かが分かりました。こんなに大変な思いをして作られているのに、毎日捨てられている米があると思うと、とても悲しくなりました。お米を大切にしたい、食品ロスをなくしたい、という思いがさらに強くなりました。
〇小林さんの、「みんながお米を食べてくれることが、私たち農家を助けることにつながる」という言葉がとても印象的でした。私たちにもできることがあるということを実感しました。




2021年10月04日