5年生__

たいよう No.15

究極のおいしいを探そう ―なすジャムづくり―



 総合的な学習の時間は、「究極のおいしいを探そう」をテーマに、食について学習しています。先日は、今後どのようなことを追求していくか、方向性を話し合いました。その中の1つに「上越野菜を使ったレシピを紹介したい」「苦手な野菜を食べられるようにしたい」などの提案があり、今回は、上越野菜でもっともなじみ深いのではないかと思われるナスを使ったジャムづくりに挑戦しました。
 ナスは、子どもの好きな野菜にも嫌いな野菜にも上位にランキングされるほど好き嫌いが分かれる食材で、おそるおそる口に運ぶ子が多くいました。ナス嫌いが20人以上いましたが、「リンゴジャムみたい」「これなら食べられる」と、多くの子がおいしいと感じるほど好評でした。一方でもともとナスが好きな子からは「わざわざナスでする必要があるのかな」「素材の味を生かしてない?」という声が聞かれました。ナスを作っている人たちは、ナスだとわからないように食べることをどう思うのかと感じたり、消費者としてたくさん消費することが応援になるからこういうのもいいのかなと考えたりと、いろいろ考えを深めた子どもたちでした。






2021年10月06日