5年生__

たいよう No.25

最後の一粒まで・・・



 これまで下正善寺の棚田で育てた米を使って総合の時間に釜で米を炊いたり、家庭科で調理実習を行ったりしました。今では米を研いでスイッチを押すだけごはんが炊き上がる電気炊飯器が主流となっているため、水が吹きこぼれそうになる様子に驚いたり、底の米が焦げてしまわないように火加減を調節したりしながら、米がごはんに変化する様子をじっくりと観察していました。天日干ししたお米はとても甘く、子どもたちはおこげの部分まで残さずに食べていました。
 ちなみに、学校で収穫したバケツ稲ですが、休み時間などにすり鉢とボールを使い、手でもみすりをしてくれている子たちがいます。何時間もかけてやっと玄米になったお米を見つめ、「たったこれだけ…」と唖然としていました。実際に作業してみることで、機械のありがたさと昔の人の大変さを実感していました。






2021年12月06日