2年生__

きずな No.9

学級活動の様子 



<1組> 
 子どもたちが教室で使っているiPadには、様々な学習用のアプリが入っています。授業の中で活用している他、自習の時間にも九九や漢字の練習、興味のある子はことわざやローマ字の練習にも取り組んでいます。そんな中、最近は「休み時間にも勉強に使いたい!」という声も出てくるようになったので、学級会で「休み時間にiPadを使うときのルール」について話し合いを行いました。iPadは学校から借りているもの、学習に使うためのものだということを確認した上で、どんな使い方をしたらよいか、様々な意見を出し合いました。
 iPadに限らず、楽しい物に触れたり休み時間の活動をしたりする上で困りごとや子ども同士でのトラブルは付き物です。ですが、大人からの押し付けのルールでは子どもたちの中に必要感が残らず、結局自立には繋がらないのではないかと考えます。そうではなく、「やりたいことがある。」「こんなことで困ったことがある。」といった子どもの中から出てきた気持ちを汲み上げ、共有した上でルール作りを行うことで、「本当に意味のある約束事」を作ることができるのではないでしょうか。
 ちょっと気が早いですが、来年からは中学年。より一層、何をしたらよいか自分で考え、判断し行動することが求められるようになっていきます。「先生の言うことをきちんと聞いて行動する」から、「自分たちで必要なルールを考える」という姿が増えていくように指導していきます。



<2組> 
 6、7月の生活目標「廊下を歩こう」「相手の話をしっかりと聞こう」について、学級でどのような取り組みを行うか、話し合いを行いました。
 「廊下を歩こう」については、「どうしていけないとわかっているのに廊下を走ってしまうのだろう?」という疑問から、「休み時間のぎりぎりまで遊んでしまうから。」「授業に遅れそうになるから。」という意見が出てきました。そこから、時間ぎりぎりにならないためには「時計を見て早めに行動することが大切だ」という意見にまとまりました。時間を意識してゆとりをもって行動することができるよう、声掛けを行っていきます。
 「相手の話をしっかりと聞こう」では、話を聞くときに大切にしたいことを挙げていきました。こちらでもたくさんの意見が出てきました。そして様々な意見から共通する事柄をまとめ、しずかに あいてを見て おわりまで せすじをのばす という【しあわせ】をキーワードに、みんなで「話の聞き方名人」を目指していこうということになりました。これを2組の聞き方スタンダードとして、様々な場面で振り返りを行い、年間を通して定着させていきたいと考えています。




2022年06月27日