今月は、「人権強調月間」です。身近な生活の中の決めつけや仲間外し、いろいろな差別や偏見に気付いたり、広く相手の立場に立って行動したりできるようにするために学習しています。
　その中の一つとして、先日のフリー参観日に3学年では「男女による差別」について考える授業を行いました。資料をもとに、知らず知らずのうちに適性や色などについて「男子だから」「女子だから」という決めつけをしてしまうことがあることに気付き、「男子、女子というひとまとまりにして決めつけないで、その人らしさを大事にしよう」という学習をしました。授業後には、「私たちは、男女いっしょになってやりたい遊びをしているから、これからもそうしていきたい。」「友達のその人らしさを見つけたい」などという振り返りが見られました。
　また、このほかにも、「上越市子どもの権利学習」を行ったり、全校の「いじめ見逃しゼロ集会」に向けて、スローガンを考えたりポスターを作ったりしながら、いじめは重大な人権侵害であることを学習します。そして、生活目標に「思いやりのある行動を」と掲げ、友達への呼び捨てをやめて優しい言葉遣いをすることなどにも努め、温かい豊な人間関係作りのために取り組んでいます。
　後日、標語づくりでご家庭からのご協力もいただくことになりますが、よろしくお願い致します。