2年生__

ひまわり No.36

「きつねのおきゃくさま」で想像する力を



 国語では、物語文「きつねのおきゃくさま」の学習をしています。この話は、「ひよこ、あひる、うさぎ」を食べるためにだましていたきつねが、次第に3匹との間に信頼関係が生まれていく話です。終末は、きつねが3匹を守るためにおおかみと戦い、命を落としてしまいます。絵本ですが、大人でも心を動かされる文学作品です。
 この学習では、文章から登場人物の心情を想像し、書いていきます。最初は、なかなか想像ができなかった子どもたちでしたが、話が進むにつれて、想像を豊かに膨らませ、たくさんシートに書くようになってきました。中には、担任が思いつかないようなことを想像して発表した児童もいて、子どもたちの想像力に驚かされました。
 国語の登場人物の心情を想像する力は、日常生活の中で「友達の気もちを考える力」にもつながります。子どもたちに豊かな想像力が身につくよう、国語の学習を大切に実践しています。






2023年11月20日