
<1組> 子どもたちが教室で使っているiPadには、様々な学習用のアプリが入っています。授業の中で活用している他、自習の時間にも九九や漢字の練習、興味のある子はことわざやローマ字の練習にも取り組んでいます。そんな中、最近は「休み時間にも勉強に使いたい!」という声も出てくるようになったので、学級会で「休み時間にiPadを使うときのルール」について話し合いを行いました。iPadは学校から借りているもの、学習に使うためのものだということを確認した上で、どんな使い方をしたらよいか、様々な意見を出し合いました。 iPadに限らず、楽しい物に触れたり休み時間の活動をしたりする上で困りごとや子ども同士でのトラブルは付き物です。ですが、大人からの押し付けのルールでは子どもたちの中に必要感が残らず、結局自立には繋がらないのではないかと考えます。そうではなく、「やりたいことがある。」「こんなことで困ったことがある。」といった子どもの中から出てきた気持ちを汲み上げ、共有した上でルール作りを行うことで、「本当に意味のある約束事」を作ることができるのではないでしょうか。 ちょっと気が早いですが、来年からは中学年。より一層、何をしたらよいか自分で考え、判断し行動することが求められるようになっていきます。「先生の言うことをきちんと聞いて行動する」から、「自分たちで必要なルールを考える」という姿が増えていくように指導していきます。
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